鎌ケ谷総合病院 病院案内

鎌ケ谷病院 | 病院案内 page 8/16

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概要:
鎌ケ谷総合病院の理念。私たちは、“生命だけは平等だ”を基本理念とし、次のような病院として皆様に最善の医療サービスを提供できるよう努力します。・生命を安心して預けられる病院・健康と生活を守る病院

高度な医療を実現するためにがん治療がん治療には「手術治療」「放射線治療」「化学療法」のがん治療三本柱が必要不可欠です。当院ではがんに対しての積極的な治療に取り組んでおり、手術治療は勿論の事、放射線治療装置やそれに付随する専用の検査機器の導入から、抗がん剤等の投薬治療を行う外来化学療法センターの開設まで、がんに対して幅広い治療を提供しています。2012年にはロボット支援手術システム「ダヴィンチ」を導入し、これまで以上に治療の選択肢が広がりました。ロボット支援手術ダヴィンチダヴィンチは90年代にアメリカで開発された手術支援ロボットで、1999年には臨床用機器としてアメリカの医療機関を中心に各国の医療機関で運用が始まりました。日本国内では2009年に医療機器として承認を受け、2012年4月には前立腺がん全摘出術への健康保険が適用となりました。ダヴィンチとは、ロボットアームによる手術支援システムで、鉗子やメスを取り付ける3本のアームと1本の内胸カメラからなる「ペイシェントカート」、アームを操作する「サージョンコンソール」、助手やスタッフ用のモニターが装備された「ビジョンカート」で構成されています。開腹手術と腹腔鏡手術の長所を併せ持っており、これまで人の手と視野では限界があった部分を補う様々な機能を有しており、外科手術の新たな展開が期待されています。しかし、全ての機能が従来の手術よりも優れている訳ではありませんので、治療においては医療スタッフと共に適切な治療方針を立て、病状や身体の状態に合った治療を選択する事が何よりも大切です。写真左上:3本のロボットアームと1本の内視鏡カメラを持つ「ペイシェントカート」。写真右上:アームを操作する「サージョンコンソール」、両手足を使って操作を行います。写真左下:術者と同じ視野が映される「ビジョンカート」術者が見る画面上に指示表示する事も可能。写真右下:アームに装着する鉗子類は用途に合わせた40種類以上の形状を有する。